2007年夏からオットの海外赴任で 米国シカゴ郊外で生活しています。
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 今のインフルエンザ事情
2009年06月06日 (土) | 編集 |
実は先週~今週で子ども達の現地校で風邪、インフルエンザが大流行でして
半日もたつと
「え?!○○ちゃんも?」という状態でした。

そんな中、誰も「新型」との診断がなく
不思議に思っていたら
今ILでは新型の検査は義務ではなくなって
簡易検査しかしないと。
新型といっても皆さんご存知のように
A型の変異ですので
簡易検査では「A型」としかでないわけです。

その上、日系クリニックではこの時期一時帰国が多いというのもあるからか
検査しますが
現地医だと簡易検査もしなかった。という話もいくつも聞きました。
つまり解熱剤を飲んでおきなさい。で終わりなんです。
これもインフルエンザの場合、万が一アスピリンを飲んでしまったら大変な
事になりかねません。
(薦めるのはアセトアミノフィンとイブプロフェンの交互。これも疑問ですが・・・・)

・・となると、もうインフルエンザかどうか分からないのです。
ウチの子達が通う学校はこのILでも有数の日本人の多い学校です。
インフルエンザの診断が下った親御さんはちゃんと補習校にも連絡しています。
しかし「新型」といえません。診断がくだっていないのですから。


でも、これっておかしいと思いません?
新型インフルエンザの怖いのは
人から人への二次感染で今の弱毒性から強毒性に変化するのが怖いのです。
確かに検査も100%ではありません。
しかし、検査は「新型」が流行っている以上するべきだと
私は思うのです。
風邪だから熱がないからと補習校に行って
そこから他のお子さんに移って他の現地校(休みに入ったところも
ありますが、キャンプなどもありますからね)のお子さんに
移る可能性もあるのですよ。

今、日本ではアメリカのやり方に不満も出ているようです。
アメリカから世界中にウイルスをばら撒いていると。
日本の一時の関西のように
すべての学校を休校にして
皆マスクして・・と異様だとは思いますが
今のアメリカ、ならびに州政府のやり方は私には疑問です。
ただでさえ、国民皆保険ではなくて
医療費がバカ高いこのアメリカでインフルエンザでも
病院に行かない(いけない)人がいっぱいいるのに
検査さえしない・・・。

ですので、今日の補習校の懇談会ではこの事について
学校にお伺いしました。
補習校も難しい立場だと思います。
それは充分理解しています。
最終的には親御さんの判断にもかかってくるでしょう。

パニックになる必要はないけど警戒は必要。
そんな事を改めて思う数日だったのでした。

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コメント
この記事へのコメント

こんにちは、えいと@です。

そうそう! これなんですよ!
日本がここ最近、やたらと感染者が増えてるのはしっかり検査をして、それをきちんと公表してるからなんですよね。
大阪もきちんと検査してるから感染者が飛び抜けて多かっただけなんですよ。
それにビビって踊らされてる日本人には。。。ですけどね。(最近はマシだそうです 笑)

アメリカは検査をしなくなってるんですか?
それってかなり問題だと思うんですけど。
一番怖いのは、おね太郎さんが書いておられるように「人から人への二次感染で弱毒性から強毒性に変化したとき」ですよ。
だから、罹患した人はきちんと調べてフォローすべきです。
先進国のアメリカがこんなことやっててどうするの~~~!(怒)

やっぱりアメリカ人は無頓着すぎる。。。
過剰反応はかえってパニックになってよくないけど、
無頓着すぎるのも問題ですよね。
医療者がそんなんでどうするの。。。

今までは、国民には最小限の情報だけを与えてしっかりと検査し、管理してるアメリカのやり方はすごい…って思ってたけどねぇ~。
あ~ぁ。

   えいと@


2009/06/07(日) 11:43:08 | URL | えいと@ #-[ 編集]
うーん、どうなんでしょうね。

ウイルス性流行疾患を常に完全把握することはまず不可能です。
また、強毒性への変化は、「新型に限ったことではなく」季節流行性と言われるインフルエンザにも全く同じ事が言えます(変化は毎年調べられています)。毎冬、全部の発熱者にインフルエンザの検査をしますか?したところで、何か治療の方向が変わりますか?

PCR簡易キットは、安くなったとはいえやはり国レベルの検査となると莫大な費用です。また尿検査テープのようにかけてみれば分かるというわけでもありませんから、当然技術者はフル稼働です。そこにも当然お金がかかります。

他州は分かりませんが、ここユタでは重症患者(もしくは重症基礎疾患のある患者)以外はPCRはしなくて良い事になりました。
理由は治療が他のウイルス性感冒と一緒だから。

もう一つ、ワクチンは開発終了したみたいですね。
数が追いつかないので、最前線の医療施行者と軍のひとが、受けるとしたら第一選択でしょうが。

このことも含め、検査、治療に関しては
公衆衛生学的(統計及び医療費という面を加味して)に考えると、妥当な方向だと私は思いますが。

予防はいつでも大切ですけれどね。
でも「検査」は予防ではないですよね。

感染症と人類の戦いは人類の歴史とも言えます。
これまでの感染症との歴史の中で、どのフェーズでどういう医療を目標にするかはコモンセンスが成立しており、現在の「検査をしなくなった」というのはただ、もうフェーズが違う、ということに過ぎません。ウイルスを常に追っていられないのは残念かもしれませんが、それは学問的・人的資源的な限界でもあります。
甘く見ているわけではないのだと思いますよ。
数的にもう 限界を超えただけです。

長くなってすいませんでした。
批判しているわけではなく・・・全体からみたらこういう事だと、分かっていただきたいのですが。悲しいかな、殆どの場合医は仁術ではなく、経済に密接につながっているので・・・・






2009/06/07(日) 16:22:36 | URL | moi #SEBeK9Io[ 編集]
えいと@さんへ
検査しなくてよい理由はmoiさんの解説で分かったけれど
でも新型でなくてもインフルエンザの疑いがあれば検査はするでしょう?
でなきゃ抗ウイルス剤がいるのかどうかも分かりませんよね?
薬がすべてだとは思っていないけど
早く治せば本人もらくだし
家族に移る確率も低くなるでしょう?
それを鎮痛剤飲んでおいて。だけで済ましてしまうってのは
(下手したら電話でおしまい)
保険屋とかの兼ね合いもあるの?って疑っちゃいますよ。
ほんと、あ~ぁ。ですよね。
2009/06/07(日) 17:25:58 | URL | おね太郎 #-[ 編集]
moiさんへ
詳しい解説ありがとうございます。笑

検査をしなくてもいい理由はよく分かりました。
でも私も少しでも疑いがあるのならすべきだ!とは思ってません。

ちょっと公けにできない事も聞いたのですが
(多分moiさんが最後で書いてらっしゃる言いにくい部分だと思います)
明らかに高熱でインフルエンザの症状ででも検査しない場合もあるようですよ。
明らかに・・の場合は新型でなくても検査しませんか?
じゃないと例えば反応がでなかった私のように(苦笑)
抗生物質と抗ウィルス剤の二つを飲むハメになるか
鎮痛剤を飲むか?という判断がつきませんよね?
日本の保険制度も??な部分がありますが
アメリカの場合、私からみたらやっぱり問題は大きいな・・と思ってしまいます。
2009/06/07(日) 17:32:42 | URL | おね太郎 #-[ 編集]
お返事です
インフルエンザでも抗ウイルス剤が必要な症例は重症症例もしくは易感染性の症例のみ、というのが原則です。というのは、抗生物質もそうですが、耐性がでるのが一番怖いからです。
高熱は生体反応なので、基本的には何もしないのがベスト(体温38度を超えると細菌・ウイルスの増殖速度は1/3から半減すると言われます。39度を超えるともう殆ど増殖できません)ですが、水分も取れないようでは困るので解熱剤、ですね。
インフルエンザもウイルス性感冒(普通の風邪)と変わらず、投薬なしが基本なのです(日本でも本当はそうなんですが、外来に来たのにねぇ、って気持ちで、注射したり薬出したりするんですよ。正直、医学的には疑問な投薬は日本では沢山ありますが、それこそお金の問題で出さないと病院がつぶれます)。

検査は、「高いお金と特別な検査をしようがしまいが その結果やることは一緒」、ってわけでやりません。これは日本でも一緒で、よく「原因を突き止めてくれ!」とは言われるんですけど(できるけど、仕方なければやりますけど)、それをずーっとやってたら、本当に保険を使って助けるべき命にお金が回らなくなります(皆保険では知られてないことですが、予算で医療に回されるお金の多くはこういうところで削減できるって言われてるんです)。

抗ウイルス薬は本当にごく最近開発された、画期的なモノで、例えば昔はものすごい痛みをただ我慢するしかなかった帯状疱疹が1週間で治ったりします。
それでも開発がとても難しい薬なので、抗生剤の教訓(乱用によって沢山の良い薬が今ではもう使えなくなった)から基本的には使用制限がsuggestされるんですがね。だから2年ほど前、タミフル・リレンザを乱用した日本は世界中から非難されたんです。

どんなに高熱でも基本的には「自宅安静・水分摂取、解熱鎮痛剤」なのです。もちろん、重症例(脱水・呼吸器症状・消化器症状)は別ですが(つまり、重症、がポイント)ね。

私も髄膜炎(←当然、病名的には大病)したとき、ウイルス性だからって鎮痛薬だけもらって自宅療養、だったときには、ここまで基本に忠実なんだ、と逆に笑っちゃいました。
でも知ってるから笑えるのであって、きちんと知らなかったら怖いだけですよね。
ある意味関係者には基礎知識でも、普通だったら知らないんだって事、医療従事者がもっと認識して説明をすべきと思います。お金のことまでは説明しなくていいけど・・・

また長くなってすいません。これから空港に行きます!
2009/06/08(月) 10:14:02 | URL | moi #SEBeK9Io[ 編集]
あ、忘れてました。
ものすごい重症だったら、インフルエンザがかぶってないかどうかの検査をしながら投薬も加える、っていうのが順序かと思います。

私は父が一般内科なんですけど、3年前抗ウイルス薬が出たときはどうつかうかで親子げんかになりました。父の気持ちもよくわかるしある意味正しいと信じるけど、私個人は世界規模で医療は考える時代だと思っています。
2009/06/08(月) 10:21:46 | URL | moi #SEBeK9Io[ 編集]
インフルエンザ
こんにちわー。 私もイリノイ州在住です。 ここはかなり患者数多いですよねー。 でも医療費が高いから やっぱり熱が出たからって みんながみんな病院にかかるとは思えないです。
 ところで 日本は(私の知り合いが大学病院の内科医です)、渡航記録がないと 新型の検査はしないそうです。 だから かかっていても新型だとわからない人はまだまだいるようですよ。 それよりも 日本は新型だとわかると隔離されて まるで伝染病のように扱われ そっちの方が精神的に参ってしまう。って ある患者さんが新聞のインタビューに答えてました。 
2009/06/08(月) 10:28:52 | URL | Nina #-[ 編集]
Nina さんへ
こんにちは。
今ILの患者数が多いのかウチの周りが多いのかわかりませんが
日本の医療も問題だけど、
ウワサが先行しているような感はありますよね。
ウチは医療費は会社負担なので問題はないのですが
行っても「鎮痛剤飲んでね」でおしまいでは、なかなか病院に行かなくなりました。
新型も軽い場合も多いようですし表に出ない発症者は多いでしょうね。
2009/06/08(月) 21:27:03 | URL | おね太郎 #-[ 編集]
moi さんへ
お忙しいのにすみません。
確かに日本は薬を出しすぎだと私も思います。
抗生剤なんか信じられないくらいですものね。
でも、そうしなきゃ医者は儲からないシステムだし。。

私個人では、でもあyっぱり今のアメリカの医療事情ってのには
どうしても疑問を感じざるおえません。
新型インフルエンザに対する事だけでなく・・です。

それでは日本を楽しんできてくださいね~~~
2009/06/08(月) 21:30:57 | URL | おね太郎 #-[ 編集]
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