2007年夏からオットの海外赴任で 米国シカゴ郊外で生活しています。
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 いきなりのESL廃止のお知らせ
2010年02月26日 (金) | 編集 |
先日、公立小学校のESLに通っているご家庭に
教育委員会からの手紙がきたそうです。

その内容は
「来年度からESLは廃止。各自ベース校に行くように」

詳しく説明しますと、
我が家の学区の場合、すべての小中学校にESLがあるわけではありません。
ESLが必要で、ベース校(元々行くはずの学校)にESLがない場合
越境入学をします。
そして基本ESLを抜けたら、ベース校に戻るわけですが
下の兄弟がまだESLにいる場合などは特例として
そのまま学校に残る事もできました。
あとこの学区の特色として日本人向けESL校は二校ありまして
日本人の先生について英語を教えていただけたのです。
(我が家の子ども達はESLではなくドゥアルなので違います)

それが突如来年度からESLを廃止するから転校しろ!というわけです。
で、まだESLを抜けれないレベルの子も
レギュラーに入れられ「担任がフォローする」と言うのです。
(これは確定かどうかはまだわかりません)


確かにESLの問題(特にメキシカン)は常々聞いておりました。
ただでさえ不景気で教育予算も削られているのに
ESLに多くの予算をさくのはいかがなものか?とか
人種別に分けてしまうのは英語の習得という意味ではどうなのか?など。

それは、もし、私が日本にいて逆の立場ならそう思うかもしれないので理解できます。

でも、このいきなりの決定の犠牲者は現場の先生ではないでしょうか?
いきなり英語のできない子を20人そこそこのクラスで
何人も待つハメになる可能性もある。
しかも色んな国の子を。
いろんな国の子がいるって事は民族性で考えや習慣、文化が違う部分もあるという事です。
それをすべてフォローなんてしきれるのか?

もし、そう努力してくださったとしてもESLの子ばかりもかまえないでしょう?
アメリカ人の親からも文句が出るでしょう。

真面目な先生ほど悩まれるのでは?
先生方もこの話を聞いたのは私達の知る数日前だったそうで
ESLの先生なんかは来年度からどうなるのかすら分からない状態なんだそうです。

今アメリカは大学の授業料の大幅な値上げ(州立でも毎年5~10%というスピード)や
教育ローン問題など
さまざまな教育格差問題もおきています。

私は公立学校の教育というのは
「国力の育成」だと思っています。
基礎学力を高め、能力のある子は上の学校にいけるようにすべきです。
それが、ひいては国の発展へとつながります。

それを予算がないからと基礎教育分野で
特に移民の国であるアメリカでESLをなくしてしまったら・・・
学年が上に行けば行くほど
「英語が分からないから授業についていけない」=「学校が嫌い」
最後は不登校となり
勉強をするチャンスすら奪いかねません。
そうすると負のループから抜け出せない状況になるかもしれない。


そして一番の被害者は突然
「他の学校へ行け」と言われる子ども達。
今5年生のお子さんでも・・です。
せめて一年くらい猶予は与えても良かったのでは?
そんな事をしたら文句が出る。とかで
いつもの事ですが
親に知らされるのはいつも直前。

今現在だって日本からきたばかりで
ウチの学区で家を探しておられる方もいると思います。
そういったご家庭は
この決定も知らずに入学手続きの時初めて知るという事になりかねません。

日本からきたばかりで、ただでさえ不安なのに
何も知らされないで、いざ入学となったら
「日本人向けESLはもうありません」と言われてしまったら・・・。

就学前の年齢ならいいんです。
我が家の子らが通う
ドゥアルもありますから。
でも、このプログラム、学年が上になればなるほど
英語力、日本語力も求められますので
日本からきたばかりで途中入学はかなり難しいと思います。
(娘の学年(二年生)でも相当難しいと個人的には思います)





子どもの人権というのを謳うのであれば
何故こんな決定をいきなりするのでしょうか?

私は当事者ではないので文句をいう立場ではありませんが
それは「今は」当事者ではないというだけの話。


娘は初めは今回廃止されるESLの学校に行っていました。
もし、今の学校に移っていなければ
やっと慣れた。と思った矢先に転校だったわけです。
娘の性格を考えると、それはどれだけのストレスになったのだろう?
と思うとぞっとします。


日本もそうですが
目先の事にとらわれる時代ではもうないと思います。

アメリカだって表立っての人口は増えているけど(移民など)
新生児出生率は下がっています。
そして高齢化社会になっていきます。
GMの破綻を見たって
組合が強くて会社が老後の面倒をみますって時代ではありません。

だからこそ
「教育」を真剣に考える時代ではないのでしょうか?

もし、日本からこちらに来る予定の方で
54区で考えていらっしゃる方がいれば
まず、School District(教育委員会)に確認を取るのが一番だと思います。
私も今の段階ではこれ以上の話は分かりませんので・・。

ただでさえ、一番悩む子どもの学校。
いきなりの決定は止めて欲しいと切に願います。


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